ご機嫌いかがですか。千葉県八千代市にあります勝田台教会の牧師をしております坂井孝宏と申します。
私の牧しております勝田台教会では、会員の皆さんから日曜日の礼拝での説教に対する応答や感謝の言葉をいただくということがよくありまして、いつも本当にうれしくうかがっております。
そうやって皆さんが伝えてくれる言葉の中で、「神の支配に満たされて生きる喜び」ということが言われるのを、繰り返しうかがった週がありました。
「神の支配に満たされて生きる喜び」。「神の支配」というのは難しい言葉ですよね。それは「神の国、あるいは天の国」ということの言い換えで、「天の国に入る」というのは、「神の支配に満たされて生きる」ことですよ、という、説教の中でそういうことを言ったんですね。
神様が生きておられるということをはっきり知って、そしてその神にまた私のことも知られる。神を知り神に知られる。その神の思いに、私のすべてが染められていくという…。難しい言葉なんです。だけれども、皆さんの心に深い印象を与えたのだろうなあと思いました。
「神の支配に満たされて生きる」、そういう意識をもって生きることができる人は幸いですね。きっとそれは、周囲から見るとその人は、本当にうらやましいなぁ、天国にいるようだなと思わずにはいられないような。
私は思うんです。きっとイエス様という方は、そんな風に生きておられたのです。神の支配にまったく満たされて、その喜びへと私たちを招いてくださったのです。