いかがお過ごしでいらっしゃいますか。江古田教会の浅野正紀です。今日も主イエスの言葉に共に耳を傾けましょう。
エルサレムには、立派な神殿が建っていました。ある時、主イエスは、この神殿が跡形もなく崩れ去る時が来ることを弟子たちに告げました。この主イエスの言葉に対して、弟子たちは、そのことがいつ起こるのかと尋ねました。主イエスは、この質問に対して、まず「人に惑わされないように気をつけなさい」と注意しました。
なぜならば、このような危機的な時には、自分が救い主であると語る者たちが多く現れ、人々を惑わすからです。
また、主イエスは、戦争が起こっても、戦争のうわさを聞いても慌てないようにと忠告しました。戦争だけではなく、地震や飢饉も起こると告げました。ただしこのような苦しみが始まっても決してこの世の終わりではないことを教えられました。
このような苦しみの中で、主イエスの弟子たちには、迫害という苦しみがさらに加わります。主イエスは、マルコによる福音書13章13節で、弟子たちに、こう告げました。
「わたしの名のために、あなたがたはすべての人に憎まれる。しかし、最後まで耐え忍ぶ者は救われる」
主イエスに従って生きていく時、様々な苦しみ、妨害が起こります。しかし、苦しみの中にあっても、主イエスに信頼して最後まで歩んでいく時に、必ず大きな祝福を得ることが約束されています。