いかがお過ごしでいらっしゃいますか。江古田教会の浅野正紀です。今日も、主イエスの言葉に共に耳を傾けましょう。
主イエスは、ある時、人々に、「種を蒔く人」の話をされました。ある人が畑に種を蒔きました。ある種は、道端に落ちて、鳥に食べられてしまいました。また、ある種は、石だらけの土の浅い部分に落ちて、芽は出ましたが、日の光で枯れてしまいました。また、ある種は、茨の中に落ちてしまい、せっかく出た芽を覆いふさいでしまい、実を結ぶことができませんでした。また、ある種は、良い土地に落ちて、30倍、60倍、百倍の実を結ぶことができました。
この話に出てくる「種」とは、福音のことです。福音とは、私たちの救いについての教えです。私たちが自分の救いについての教えを聞く時、様々な妨害があります。救いの教えを聞かせないようにする外からの妨害、また、救いについての教えに信頼することができない内からの妨害が起こります。
しかし、主イエスは、このように様々な妨害があるにもかかわらず、最後まで神さまに信頼して、救いについての教えを聞き続けた人は、とても大きな祝福を受けると約束して下さっています。
マルコによる福音書4章20節で、主イエスは、こう約束してくださっています。
「良い土地に蒔かれたものとは、御言葉を聞いて受け入れる人たちであり、ある者は30倍、ある者は60倍、ある者は百倍の実を結ぶのである」