いかがお過ごしでしょうか。東京恩寵教会協力牧師の千ヶ崎基です。今日は、新しい年を迎えました。それぞれが思いを新たに、新年を迎えられたことと思います。
この時期になると、「一年の計は元旦にあり」という言葉を思い起こします。一年の計画は年の初めである元旦に立てることが大切である。それを教えている言葉です。仕事に、学業に、家庭生活のために、様々な計画を立てることは素晴らしいことです。
でも、その計画が自分本位な計画になってしまうことが起こり得ます。詩編33編10節には、「主は国々の計らいを砕き、諸国の民の企てを挫かれる」という御言葉があります。これは、神様の思いをまったく考えないで、自分中心な計画を立てる時、その計画を神様が砕かれるという厳しい響きを持っている言葉です。
しかし、大事なのはその次にくる詩編33編11節の言葉です。「主の企てはとこしえに立ち、御心の計らいは代々に続く」。神様の企て、神様の御心は、いつもただ一つのことに集約されます。それは、神様が私たち一人一人と出会い、共に歩めるようになることです。
不安な社会の中でも、変わることなく私たちを愛することのできる神様との出会いをもたらしたい。それが、主なる神様の御計画です。これは、新年を迎えた今年も変わることがありません。
皆様が、真の神様との出会いを経験され、主に在る一年を過ごしていけますように。