いかがお過ごしですか。北中山教会の坂本です。
昔も今も、人が憧れ、切に求めているもの、それは『愛』ではないでしょうか。
しかし、人間が生まれつき持っている「愛」は、自分の感情や欲望に捕らわれた、実に自己中心的なものです。自分に利益を与えてくれる人や、喜びを与えてくれる人は愛することができても、そうでなければ愛することが出来ないからです。
人間の持つ条件付きの「愛」に対して、どんなことがあっても決して裏切ることのない一方的な愛が「神の愛」なのです。
それでは、「神が愛である」というのは、本当のことでしょうか。どうしてそれが分かるのでしょうか。
それが十字架です。神は、「罪と死」の悩みと苦しみからあなたを救う為に、イエス・キリストをあなたの身代わりとして十字架に付けてくださったからです。
私たちが何か良いことをすることで、罪が赦されるのではありません。神様がまず、私たちを愛して下さったのです。十字架、ここに真実な愛があるのです。
聖書の言葉
「わたしたちが神を愛したのではなく、神がわたしたちを愛して、わたしたちの罪を償ういけにえとして、御子をお遣わしになりました。ここに愛があります。」 ヨハネの手紙第一 4章10節