いかがお過ごしですか。仙台市泉区にある北中山教会の坂本です。
ある青年が、イエス様に尋ねました。
「何をしたら、永遠の命を受けることが出来るのですか」
この青年は、幼いころから神の戒めを一つ残らず守って来ました。非の打ち所のない立派な人物だったのです。
彼は熱心に神の掟を学び、研究し、誰よりも豊かな知識を持っていると思っていたことでしょう。
しかし、どんなに聖書を熱心に読んでも、聖書が指し示しているイエス・キリストを見失っているなら、たいへん残念なことです。
なぜなら、イエス・キリストは、私たちに「命を与える」ために、人間の世界に来て下さったお方だからです。
聖書の掟に「永遠の命」を与える力があるのではなく、聖書が道しるべとなって、私たちに指し示しているイエス・キリストにこそ、永遠の命があるのです。
聖書の言葉
「あなたたちは聖書の中に永遠の命があると考えて、聖書を研究している。ところが、聖書はわたしについて証しをするものだ。」 ヨハネによる福音書5章39節