いかがお過ごしですか。仙台市泉区にある、北中山教会の坂本です。
聖書の中に、こんなたとえ話が出てまいります。
ある女の人が銀貨を10枚持っていました。ところが、そのうちの一枚を無くしてしまったのです。この女性は、出来る限りの方法で、家中をくまなく探しました。
こんなにも必死になって探すほど、一枚の銀貨に価値があったのでしょうか。しかし、彼女にとっては貴重な一枚なのです。なぜなら、それが、彼女のものだからです。
それと同じように、神のもとから迷い出してしまった私たちを、神様が熱心に探し求めておられるのは、私たちが神様のものだからです。
自分はそれほど価値ある人間とは思えない…、そのように思われるかもしれません。しかし、あなたは神様にとっては、捜さないではいられない大切な存在なのです。
あなたを愛し、熱心に捜し求めておられるお方がおられること。そのことに気付いてほしいのです。
聖書の言葉
「人の子は、失われたものを捜して救うために来たのである。」 ルカによる福音書19章10節