ほほえみトークでは、月刊誌「リジョイス」との連動企画を行っています。原稿は番組からの抜粋要約となっており、月刊誌「リジョイス」のコラム欄でもご覧になれます。
【Q】参加のきっかけは?
(山内)芦田先生の「行くぞ!」の一声です。
(相場)同上です。笑
【Q】子どもたちとの出会いはいかがでしたか? どんな奉仕をしたのですか?
(山内)ホザナスクールでは温かく迎え入れてくれて、居心地がとても良かったです。奉仕中はみんなの笑顔にただただ元気をもらう毎日でした。わずかな時間でしたが、生徒一人一人との交わりを通してカンボジアの実態を垣間見ることができたと思います。
(相場)奉仕は毎年変わりますが、小学1年生から高校3年生までの授業を担当し、授業の中で日本の文化や実態に関して話をしたり、賛美やゲームをしたり、短いメッセージやパントマイムをしています。授業外では生徒と休み時間に遊び部活動の指導をし、夕べの集いで証しや賛美をしました。
【Q】心に刻む聖句は?
(相場)フィリピ4章6,7節の「どんなことでも、思い煩うのはやめなさい。何事につけ、感謝を込めて祈りと願いをささげ、求めているものを神に打ち明けなさい。そうすれば、あらゆる人知を超える神の平和が、あなたがたの心と考えとをキリスト・イエスによって守るでしょう」。この聖書の御言葉にいつも励まされています。
(山内)僕はローマ12章15節の「喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい」をいつも心に刻んでいます。これは震災直後のボランティアの際に与えられた御言葉です。まず、自分の隣人にただただ寄り添うことを何よりも大切にしたいと思わされています。この機会を通してより身近な「隣人」となった子どもと喜びや悲しみを共有し、ただただ寄り添う中で神の愛が、栄光が現されることを祈っています。
【Q】これからのヴィジョンを。
(相場)現在日本の改革派教会から送られている海外へのミッションチームはこのカンボジアのチームだけです。まずはこのミッショントリップがここ2、3年ではなく、5年、10年、20年と続き、もっと多くの方にこの活動を広め、各地から参加する人が起こされ、さらに活動の幅が広がることを願っています。学生だけでなく中高年の方々にも参加していただけたら感謝です。 (山内)一人で2週間弱奉仕をさせていただく機会が与えられました。そこで感じたことは、短い滞在時間では本当に限られたことしかできないこと。校長のジョン先生もおっしゃっていますが、数ヶ月、もしくは一年という長期的なスパンで教え、一人一人に寄り添う「宣教師」が与えられることが僕のヴィジョンです。