あさのことば 2015年12月1日(火)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

村田寿和(羽生栄光教会牧師)

村田寿和(羽生栄光教会牧師)

メッセージ: 礼拝としての労働

 おはようございます。羽生栄光教会の村田寿和です。
 神様は目に見えるもの、目に見えないもののすべてを、力ある御言葉によってお造りになりました。特に神様は、私たち人間を御自分のかたちに似せて、御自分との交わりに生きる者として造られました。そして神様は、人間をエデンの園に置かれたのです。
 エデンの園には、食べるに良いものをもたらすあらゆる木が生えていました。では、はじめの人アダムは、エデンの園で何もせずにぐうたらな日々を過ごしていたのでしょうか?そうではありません。

 旧約聖書の創世記2章15節にこう記されています。
 主なる神は人を連れて来て、エデンの園に住まわせ、人がそこを耕し、守るようにされた。

 神様は人がエデンの園を耕し、守るようにされました。そのように、神様はエデンの園がますますご自分の園としてふさわしくなることを望まれたのです。
 エデンの園は、パラダイス、天国の原風景と言えますが、エデンの園においても人は働いたのです。それは食べ物を得るためではなく、神様の栄光をあらわすためでありました。

 私たちが働くには、さまざまな動機付けがあります。アダムが罪を犯した後の世に生きる私たちにとって、食べていくために働くことも大切な動機付けです。また、自分の能力を開発し、夢を実現すること等も大切な動機付けです。しかし、私たち人間が働く最高の動機付けは、神様の栄光を表すことにあるのです。私たちはそれぞれの働きを通しても、神様の栄光を表すことができるのです。

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