おはようございます。羽生栄光教会の村田寿和です。
聖書によれば、天と地と海とその中に満ちるものは、神様によって造られました。聖書は、神様が私たち人間を御自分のかたちに似せて、御自分との交わりに生きる者として造られたことを教えています。
さて、その後、神様は人間をどうなされたのでしょうか?
旧約聖書の創世記2章8節、9節をお読みします。
主なる神は、東の方のエデンに園を設け、自ら形づくった人をそこに置かれた。主なる神は、見るからに好ましく、食べるに良いものをもたらすあらゆる木を地に生えいでさせ、また園の中央には、命の木と善悪の知識の木を生えいでさせられた。
エデンの園は、パラダイス、天国の原風景と言えます。エデンの園には、見るからに好ましく、食べるに良いものをもたらすあらゆる木が生えていました。ですから、はじめの人アダムは、食べるものに困りませんでした。そして、何より、エデンの園においては、神様との親しい交わりがあったのです。人はだれでも、死んだら天国に行きたいという素朴な願いを持っているのではないでしょうか?また、人はだれでも、死んだら天国に行けると漠然と考えているのではないでしょうか?それはすべての人がアダムの子孫であり、エデンの園というパラダイス、天国の原風景を心に刻みつけられているからであるのです。