いかがお過ごしですか。船橋高根教会の牧師の小峯明です。
心の底から嬉しくて笑みがこぼれるという経験は、思い出すだけでも嬉しく楽しくなります。年老いたアブラハムとサラ夫妻に、神の約束通り、男の子が生まれました。
アブラハムは100歳、サラは90歳です。そんなに高齢になって子育てができるでしょうか。心配は要りません。神は夫婦を守り支えてくださいます。
それにしても、最初の約束から25年も経っています。疑うこともありました。人間的な解決を実行したこともありました。そして神の言葉を笑ったこともありました。けれども神は、彼らを愛して、約束を実行してくださいました。
子供の名前はイサクと名付けられました。その名前は「笑う」という意味の名前です。夫婦にとって、その名前は、神の約束を疑った、その笑いを思い起こさせたでしょう。しかし、その不信仰な者たちを憐れむ神は、幸せな笑いを与えてくださいます。
「神はわたしに笑いをお与えになった。聞く者は皆、わたしと笑いを共にしてくださるでしょう」とサラは言いました。
高齢の夫婦の間に幼子が生まれ、イサクはキャッキャッと笑いながら、笑顔を振りまいたでしょう。
神様は時に、人の思いを越えたことをなさいます。そのためにわたしたちは、神様の計らいに戸惑い、疑い、不信仰をあらわにしてしまうかもしれません。
けれども、そのようなわたしたちを神は愛して、この夫婦にイサクを与え、やがて来るべき救い主イエス様の道を備えてくださいました。
神は今も生きて働かれ、わたしたちにも、主イエスにあって心からの笑いを与えてくださいます。