いかがお過ごしですか。船橋高根教会の牧師の小峯明です。
100歳の夫と90歳の妻の間に子供が生まれたら、大ニュースでしょう。神はアブラムが99歳になった時に、現れて、繰り返し約束の確認をされました。この約束を神様は契約と呼びました。その内容は、アブラムが多くの国民の父となること。そこで名前がアブラハムと改名されました。もう一つは土地を与えるという約束です。
神はアブラハムの神となり、アブラハムは神に従う者となります。妻の名前もサライからサラに改名されました。神様はその時に、アブラハムとサラの間に男の子を与えようと約束してくださいました。待ちに待った神様の約束の実現です。高齢の夫妻に、ついに子供が与えられます。
しかし「アブラハムはひれ伏した。しかし笑って、ひそかに言った。『100歳の男に子供が生まれるだろうか。90歳のサラに子供が産めるだろうか』」と神の言葉を疑い、笑ってしまいました。
あまりにも神様の言葉が、人間の常識を越えているので、理解できなかったからでしょう。しかし、神様はなおもアブラハムに言われました。「いや、あなたの妻サラがあなたとの間に男の子を生む。その子をイサクと名付けなさい。」イサクという名前は、彼は笑う、という意味です。アブラハムが神を笑ったので、彼は笑う、という名前の子供を抱くことになります。神の言葉を笑う者をも、神は愛して約束を実現させてくださいます。神様は、わたしたちの思いを越えて偉大なお方です。