今日もお元気にお過ごしですか。三郷教会の持田浩次です。
イエス様が大勢の人たちの中で話しておられた時、ひとりの女の人が近寄ってきて、後ろからイエス様の服にさわりました。この人は、病気で出血が続き、痛みで苦しんでいました。しかも、汚れた病気とされていたので、人前に出ることも禁じられていました。その女の人は持ち物を全部売り払ってお金を作り、たくさんのお医者さんにかかってきましたが、病気は悪くなる一方だったのです。
この人が後ろからイエス様の着物に触ったのは、「この方の服にでも触れればいやしていただける」と思ったからです。
イエス様はすぐに力が出ていったことに気づかれ、後ろを振り返って「わたしの服に触れたのはだれか」と言われました。弟子たちは、こんなに大勢いるので、誰が触ったか分からないと言いました。イエス様が見回しておられたので、怖くなった女の人は、思い切ってイエス様の前に出てひれ伏して、すべてを話しました。
イエス様は女の人を見つめて「娘よ、あなたの信仰があなたを救った。安心して行きなさい。もうその病気にかからず、元気に暮らしなさい。」と、信仰を認めてくださいました。
イエス様は、私たちの病や痛みを受けとめてくださるだけでなく、元気に暮らすことを願ってくださいます。そして、この女の人の信仰を認めてくださったように、私たちの信仰を認めてくださいます。
今日の聖書の言葉、イエス・キリストの言葉。
「娘よ、あなたの信仰があなたを救った。安心して行きなさい。もうその病気にかからず、元気に暮らしなさい。」マルコによる福音書5章34節