今日もお元気にお過ごしですか。三郷教会の持田浩次です。
フィリピの信徒への手紙は、「喜びの手紙」とも呼ばれています。この手紙を書いたパウロは、どのような状況でもイエス・キリストによって喜ぶことができることを教えています。パウロ自身、まわりの状況に縛られずに、いつも喜び、絶えず祈り、すべてのことに感謝することができる人でした。
この時、パウロは、ローマで囚人として捕えられ、獄屋の中からフィリピ教会の人たちに手紙で教え、励まし、慰めています。パウロがそのような状況でも、喜びを抱いて生きることができたのは、イエス・キリストが彼の人生を守り、導いてくださっていることを信じていたからです。
パウロは、自分の人生に起こる出来事のすべてが、イエス・キリストの導きによって起こっていることを確信していました。自分の命も、人生も、イエス・キリストがしっかりと守って、導いてくださること。それを信じることが、どのような状況でも喜ぶことができる秘訣です。
今日の聖書の言葉
「主において常に喜びなさい。重ねて言います。喜びなさい。あなたがたの広い心がすべての人に知られるようになさい。主はすぐ近くにおられます。どんなことでも、思い煩うのはやめなさい。何事につけ、感謝を込めて祈りと願いをささげ、求めているものを神に打ち明けなさい。そうすれば、あらゆる人知を超える神の平和が、あなたがたの心と考えとをキリスト・イエスによって守るでしょう。」フィリピの信徒への手紙4章4節〜7節