いかがお過ごしですか。新座志木教会の杉山です。
旧約聖書創世記には世界の創造の様子が描かれております。その7日目に「天地万物は完成された」とあります。この世界は完成したのですが、そこで神様はなお、あることをしておられます。
聖書は神様が「安息」された、と続けます。では安息とはなんでしょうか。何もしなくなることでしょうか。
聖書の続きを見ますと「祝福した」「聖別した」というように書かれております。これは、言い替えますと、造られたものを確認し、満足し、そして、これはいいものだ、とほめること。そして、そのような被造物を、ご自分の物とされること、です。安息日とは、このことが起こる日です。そして、そのような7日目は必ず毎週やってきます。
たとえば、神様のことは分らないと思っている人の上にも、安息日は向こうからやって来ます。神様などいないという人の上にも、安息日はやって来ます。そうして神様は、この世界をほめること、そしてご自分の物とされることで、世界を完成に導いておられるのです。
そのような神様の業は、いまもなお、続いています。神様が世界を祝福しておられ、神様は世界を完成に導いておられます。
そして、その完成のためにイエス様も来られました。私たちは、毎週教会に集うことで、この完成に向かう神様のわざを週ごとに確認することができます。