いかがお過ごしですか。新座志木教会の杉山です。
今日は週の始め、日曜日です。そして、聖書の始めは旧約聖書の創世記です。
その創世記の始まりに、「初めに、神は天地を創造された」とあります。これは、この世界の始まりに神様が世界をつくられた、ということを言っているところです。
もちろん、これは科学的な説明ではありません。むしろ聖書は、私たちと神様との関わりを前提として、神様とはこのような方だ、というようにして語っていくという書き方をしております。言い替えますと、聖書の主役は神様と私たち人間です。
そして、あの創世記の最初の言葉は、「神様が天地を創造された初めのころ」というようにも訳せるようです。ちょっとした違いのようですが、一つ確認したいことがあります。
それは、創造とは何かを生み出すことで、聖書においては神様が何かを生み出すということですが、それは今現在、どうなっているのでしょうか。
神様は、もう、何も生み出さないで、この世界には関係ないのでしょうか。実は、近・現代の多くの思想はそのように考える傾向にあるようです。けれども、聖書は本当にそういっているのでしょうか。
「神様の創造の始めのころに」ということは、今も神様の創造は続いているということではないでしょうか。
この日曜日、ラジオを聞いてくださっている皆様が体験している今も、神様の創造のわざは続いていると聖書は証言しているのです。