お元気にお過ごしですか。私は茨城県、つくば市東、谷田部東中斜め向かい、筑波みことば教会牧師の小堀昇です。運転中の皆さん、どうぞ気を付けて、ハンドルを握ってください。朝のお忙しいひと時ですが、お出かけ前の皆さん、少し耳を傾けて頂けませんか。
聖書はルカによる福音書第8章でこのように語ります。
悪霊を追い出して病気をいやしていただいた何人かの婦人たち、すなわち、七つの悪霊を追い出していただいたマグダラの女と呼ばれるマリア、ヘロデの家令クザの妻ヨハナ、それにスサンナ、そのほか多くの婦人たちも一緒であった。彼女たちは、自分の持ち物を出し合って、一行に奉仕していた。(ルカ8章2、3節)
罪深い女に、「あなたの信仰があなたを救った。安心して行きなさい」、赦しの宣言をして下さったイエスは、その後、神の御国の福音を告げ知らせながら、町や村を十二弟子を伴って、旅を続けられていきました。そして、彼らのまかない所として奉仕したのが、今、お読みした多くの婦人たちでした。イエス様に、悪霊を追い出していただいた方、イエス様に病をいやして頂いた方。いろんな方が、イエス様につき従って行ったのです。
悪霊に悩まされた日々、床に臥さなければならなかった日々、いろんな苦しみを思い返しながら、そこから解放された喜びをもって、イエス様に、仕えて行ったのです。
ルカはここで、マグダラの女と呼ばれるマリア、ヘロデの家令クザの妻ヨハナ、スサンナ、と名前や立場を詳細に記しています。「男だけで○○人」と、女性が人数に数えられていなかった当時の社会的背景を考えれば、特筆に値することです。
神さまの目に、小さな人はいません。神さまの目に、価値のない人はいません。神さまは、あなたを愛しておられます。どうぞ、神さまと共に、人生を歩んでください。