いかがお過ごしでしょうか。羽生栄光教会の村田寿和です。
旧約聖書の創世記1章27節、28節をお読みします。
神は御自分にかたどって人を創造された。(…)男と女に創造された。神は彼らを祝福して言われた。「産めよ、増えよ、地に満ちて地を従わせよ。海の魚、空の鳥、地の上を這う生き物をすべて支配せよ。」
聖書は、神様が御自分にかたどって人を創造されたこと、男と女に創造されたことを教えています。男だけが神様のかたちに似せて造られたのではなく、女も神様のかたちに似せて造られました。ですから、神様の御前に男も女も等しい尊い存在なのです。
その男と女を祝福して、神様はこう言われます。「産めよ、増えよ、地に満ちて地を従わせよ」。ここで、神様は男と女に、祝福として、家庭形成と労働を命じておられます。「産めよ、増えよ、地に満ちよ」という命令は、男と女が結婚し、家庭を形成することによって実現されていきます。また、「地を従わせよ」という命令は、男と女のそれぞれの労働によって実現されていくのです。
すべての人にとって、結婚や就職が大きな関心事であるのは、この神様の祝福の命令を誰もが受けているからではないでしょうか?私たちが結婚して家庭を形成し、労働にいそしむのは、私たち人間に与えられている神様の祝福の命令に基づいているのです。