いかがお過ごしでしょうか?羽生栄光教会の村田寿和です。
旧約聖書の創世記1章1節から3節までをお読みします。
初めに、神は天地を創造された。地は混沌であって、闇が深淵の面にあり、神の霊が水の面を動いていた。神は言われた。「光あれ。」こうして、光があった。
聖書は、神様が天と地とその中にあるすべてのものをお造りになったことを教えています。私たちの住む世界は、神様によって造られた世界であるのです。
では、神様は、どのようにして、この世界を造られたのでしょうか?聖書は、神様が言葉によって、この世界を造られたことを教えています。
神様が「光あれ」と言われると、「光があった」のです。
私たち人間が何かを造るとき、材料を用いて造りますが、神様はそうではありません。神様は無から有を生じさせる、力ある御言葉によって、この世界を造られたのです。
神様が言葉によってこの世界を造られたこと、そのことは、神様の御意志によってこの世界が造られたことを教えています。この世界は偶然に存在しているのではなく、神様の御意志によって存在しているのです。
このことは、天と地の中に住む私たち人間においても当てはまります。私たちは、偶然に生まれたのではなく、神様の御意志によって生まれてきたのです。