いかがお過ごしですか。船橋高根教会牧師の小峯明です。今日の聖書を朗読します。創世記12章1節後半です。
「わたしが示す地に行きなさい。」
今日は日曜日です。お天気はいかがでしょうか。少し出掛けてみませんか。どこに行きましょうか。
ある時、神様はアブラムに言われました。「わたしが示す地に行きなさい」。けれども神様は行き先を教えてくださいません。さらに、神様は言われます。「あなたは生まれ故郷、父の家を離れて、わたしが示す地に行きなさい。」
しかし、その地はどこでしょう。行き先は分かりませんが、この神様のご命令には約束が伴っていました。「わたしはあなたを大いなる国民にし、あなたを祝福し、あなたの名を高める。」「地上の氏族はすべて、あなたによって祝福に入る。」
アブラムは遊牧生活をしていたと言われています。確かに、土地と畑と家があれば、簡単には旅立つことはできません。その点では、アブラムは家畜と共に旅をすることもできました。しかし行く先が分からなければ、不安です。
そこでアブラムは考えました。もともと自分たちはカルデヤのウルを出発して、カナンに行く途中だった。しかし、途中のハランという町でしばらく留まっていた。だから、もう一度カナンへの旅を続けてみよう。アブラムは神様の言葉に従って、一歩踏み出しました。「アブラムは、主の言葉に従って旅立った。」アブラムは神様の言葉を信頼してその歩みを始めます。
今日は日曜日です。教会で礼拝が行われています。教会へと一歩を踏み出してみましょう。
神様は言われます。「わたしが示す地に行きなさい。」神様の祝福があなたを待っています。