ごきげんいかがですか。千葉県八千代市にあります勝田台教会の坂井孝宏です。
旧約聖書の箴言20章24節にこういう言葉があります。
「人の一歩一歩を定めるのは主である。人は自らの道について何を理解していようか。」
私たちの一歩一歩は、私たちが考えるより前に、全部神様が定めておられる。こういう信仰を、摂理の信仰といいます。宇宙全体をコントロールしておられる大いなる神様が、私たちの人生のすべてをも導いていてくださいます。
イエス様は、この神様の大いなる「摂理」の中で、私たちの髪の毛一本さえ無駄には落ちることがないように、配慮されているんだよと教えてくれました。(マタイ10:29-31)
神様が必要なすべてを備え、すべてを最も善く導いてくださる。だから、恐れることはないのです。独り子イエスを与えてくださったほどに、私を愛しておられる父なる神様が、決して悪いようにはなさらない。こういう「摂理」を信じる信仰をもって、今日備えられる、一瞬一瞬に取り組みたいのです。
今日、思いがけないアクシデントが与えられるかもしれません。でもそれは、無意味で空しいものではありません。主が、今日のあなたのために備えられた、あなたに必要な試練です。今日、やる気が起きないようなつまらない仕事や、避けたい人間関係もあるかもしれません。でも、それもまた、今日のあなたに必要な導きです。神はあなたのために一歩一歩を定められ、必要なすべてを備えていてくださいます。
「人の一歩一歩を定めるのは主である。人は自らの道について何を理解していようか。」(箴言20:24)