ごきげんいかがですか。綱島教会の川杉安美です。
聖書が教える神様は、生きておられる人格的な神様です。つまり、知識もあれば感情もあれば意志もある、そういうお方です。また人の祈りを聞いたり、ご自身から人に語りかけたり、何よりも具体的に働きをなさる、そういう生きたお方です。そのような神様を知るためには、何よりも対話をする、お付き合いをする、という方法が一番です。
先日、私たちの教会で、結婚式が行われました。お見合いによって知り合い、結婚に至りました。お見合いの場合は、おそらく身上書や写真によって最初に相手を知ることになるでしょう。けれども、そういう書類では、まだ相手に関する情報という段階です。それから、あらためて実際に相手と会うわけです。そうしてしばらくお付き合いをしてみる。実際にお付き合いを進めていく中で、相手のことが分かってくるものです。
そのように、神様ともお付き合いをするのです。キリスト教会や聖書やお祈りを通して、神様からの語りかけを聞き、また神様に語りかけ、お付き合いをしていくのです。そうすると、神様がますます分かってきます。
しかし、これまで一生懸命祈ってきたけれども、全然神様は答えてくださらなかった。一方通行だった。そもそも神様は本当にいるのか、ということもあるかもしれません。もしかしたら、神様の方も一方通行になっているかもしれません。
あらためて、神様があなたのことをどう思い、何を願い、どのように導いておられるかが、分かりますように。教会や聖書や祈りや人々との交わりを通して分かるように、お祈りいたします。