いかがお過ごしでいらっしゃいますか。江古田教会の浅野正紀です。今日も聖書の教えに共に耳を傾けましょう。
「神の子」という表現が聖書の中には多くあります。今週一週間は、この「神の子」について考えてきました。今日は最後です。
ヨハネの手紙一3章2節にこう記されています。
「愛する者たち、わたしたちは、今既に神の子ですが、自分がどのようになるかは、まだ示されていません。しかし、御子が現れるとき、御子に似た者となるということを知っています。なぜなら、そのとき御子をありのままに見るからです」。
私たちは、御子イエス・キリストを救い主と信じることで、神の子とされ神さまとの親密な関係に入れられます。神の子とされることは、神さまの深い愛の中に入れられることです。また、神の子とされるということは、御子イエスに似た者へと変えられていくことでもあります。
すなわち、神さまを無視して自己中心に生きていた状態から神さまに喜ばれる生き方へと変えられていきます。このことは、神の子として生きていく中で、ますます父である神さまとの関係が深められていくことを意味しています。
かつてイエスさまが神の子としての働きを始められる時に語りかけられた「あなたはわたしの愛する子、わたしの心に適う者」という天の声は、信仰を持って神の子として歩む私たちにも語りかけられています。ぜひ、あなたも御子イエス・キリストを救い主と信じて神の子としての歩みを始めてください。