ごきげんいかがですか。東川口教会の櫻井良一です。
神様に祈ることは、私たち人間に与えられている大きな特権であると言えます。それなのに多くの人は神様に祈ることが難しいと考えています。
神様に祈ることが難しいと言う場合、そこには幾つかの理由があるはずです。
第一は、神様が私たちの身勝手な祈りなど聞いてくれるとは思えないと考えるからです。
第二に、私たち自身の問題として、いったい何を神様に祈ったらよいのか分からないと言うことがあります。
よく考えて見ると、私たちは自分にいったい何が一番必要なのかを理解していないところがあるのです。
しかし、そんな私たちでも神様に大胆に祈ることができると聖書は教えています。なぜならば、天におられるイエス様が私たちのために聖霊なる神を送ってくださり、私たちの祈りを助けてくださるからです。この聖霊は私たちの心の内に働いて、私たちの祈りを導いてくださる方です。そして私たちの本当の願いを的確に見抜き、それを天の父なる神様に執り成してくださるのです。この聖霊が私たちの祈りをふさわしい祈りに変えてくださるのです。だから私たちは恐れることなく、また遠慮することなく自分の思いを神様に大胆に祈ることができるのです。
聖書の言葉
「同様に、"霊"も弱いわたしたちを助けてくださいます。わたしたちはどう祈るべきかを知りませんが、"霊"自らが、言葉に表せないうめきをもって執り成してくださるからです。」ローマの信徒への手紙8章26節