おはようございます。ひたちなか市足崎にありますひたちなか教会の牧師、小宮山裕一です
風といいますのは、不思議なものです。目には見えませんが、確かに感じることができます。しかし、どこからきて、どこにいくのかは、私達にはわかりません。まさに、自由に来て、自由にどこかに行っているかのようです。
風が吹くと、空気がきれいになるそうです。もちろん、風が有害な物質を運んでくることもあるので、風が吹いたらすぐに空気がきれいになるということはないでしょう。しかし、風は地上にたまった汚れをはき出す効果があります。
聖書をみますと、聖霊なる神様が風にたとえられています。
「風は思いのままに吹く。あなたはその音を聞いても、それがどこから来て、どこへ行くかを知らない。霊から生まれた者も皆そのとおりである。」(ヨハネ3:8)
霊から生まれた者とは、新しい命に生かされることです。この新しい命は、聖霊なる神と呼ばれるお方が、私達にもたらしてくださる恵みです。聖霊は、風のように自由にお働きになります。そして、私達が新しい命に生きることができるように、導いてくださるのです。
聖霊は、私達に働いてくださり、心に風を吹き込んでくださるお方です。このお方によって、私達の汚れは少しずつきれいにされていきます。そして、新しい命に生きるようになるのです。
風のように吹く、聖霊なる神様の導きに信頼しましょう。