いかがお過ごしですか。ラジオ牧師の山下正雄です。
4月から新しい年度が始まります。新しく学校生活を始める人、新しい職場に勤める人、そのほかいろいろなところで生活に変化が生まれます。主婦には新年度がないかというとそうではありません。子どもが入園すれば、今までとは生活も変わります。夫の転勤で生活ががらりと変わることもあります。何かと変化が大きい4月です。
そして、変化には期待と不安がつきものです。期待が実現すれば、喜びに変わります。しかし、期待外れであれば失望に終わります。不安も的中することもあれば、ただの杞憂に終わることもあります。どちらにしても、変化に振り回されないで、この変化の時を新たなチャンスに結び付けることができれば、こんなに楽しいことはありません。
主イエス・キリストはおっしゃいます。「明日のことまで思い悩むな」。この言葉には大きな前提があります。それは、きょうを支えてくださる神が、明日もいてくださるということです。まだ起こってもいない明日の変化に振り回されるのではなく、明日も支えてくださる神の御手の中で、きょうを確かに生きることが大切です。
今日の言葉…「だから、明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。その日の苦労は、その日だけで十分である。」マタイによる福音書6章34節