いかがお過ごしでいらっしゃいますか。今週一週間、番組を担当させていただきます、東京都中野区にあります江古田教会の浅野正紀です。一週間、どうぞ宜しくお願いいたします。
聖書の最初の書物、創世記1章1節から3節には、このように書いてあります。「初めに、神は天地を創造された。地は混沌であって、闇が深淵の面にあり、神の霊が水の面を動いていた。神は言われた。『光あれ。』こうして、光があった。」
聖書が最初に教えていることは、この世界は、神が造ったということです。神が「光あれ」という言葉を発すると、光がありました。ここから世界は、神の言葉によって成り立っているということがわかります。世界は、神の意志によって動いているということです。この世界で起こるどんな出来事も、神の意志と無関係ではありません。すべてのことは、神の深い考えによって動いており、無意味なことはこの世界に何一つありません。
また、神がこの世界を造ったということは、この世界にあるどんなすばらしいものも神ではないということを意味しています。どんなに太陽、星、山、海がすばらしくとも決して神ではありません。ですから、礼拝の対象ではありません。
私たちは、これらのすばらしい自然を造り、今も動かしておられる神を礼拝します。この神が造った世界で、神の深い配慮のもとに与えられている意味ある人生を今日も歩んでいきましょう。