いかがお過ごしですか。新浦安教会の芦田高之です。
私は今年56歳です。来年は57歳になります。もう少しで60歳、還暦です。信じられません。私がもうすぐ60歳になるなんて。でも、後、4年間生き続けるとしたら、確実に60歳になり、還暦です。それから20年生きるとしたら80歳です。
あなたはいま何歳くらいでしょう。何歳でもいいです。聖書にはこう言う言葉があります。ご紹介します。詩編90編10節と12節です。
「人生の年月は70年程のものです。健やかな人が80年を数えても、得るところは労苦と災いにすぎません。瞬く間に時は過ぎ、わたしたちは飛び去ります。/生涯の日を正しく数えるように教えてください。知恵ある心を得ることができますように。」
今は、90年、100年生きるのは、珍しくないです。でも、聖書が言うように、たとえ100年生きたとしても、それは、あっという間の人生だと思います。
だから、昔の信仰者は、こう祈りなさいと教えています。「あっという間に過ぎてしまう、生涯の日を、正しく数えるように教えてください。知恵ある心を得ることができるようにしてください」と。
いつまでも生きているわけではない。必ず、この地上を去る時が来る。その時がいつ来てもいいように、「今」という時を大事に生きることができるようにしてください。本当に知恵深く、「今」という時を生きられるようにしてください、と祈る。これはとても大切なことです。「今」という時が、どんなに大切な時か。改めてかみしめつつ、生きて行きたいものです。