いかがお過ごしですか。東京恩寵教会協力牧師の千ヶ崎基です。今日も、神様の御言葉に聞きたいと思います。
ある時、イエス様は次のように言われました。
「わたしを信じるこれらの小さな者の一人をつまずかせる者は、大きな石臼を首に懸けられて、海に投げ込まれてしまう方がはるかによい」。
「わたしを信じるこれらの小さな者」とは、イエス様を信じ、受け入れられている者、イエス様の弟子と言っても良いかもしれません。その者たちを「つまずかせる」とは、弟子たちを遣わすイエス様という神を受け入れないことを意味します。
そしてイエス様は次のように続けました。「もし、片手、片足があなたをつまずかせるなら切り捨てよ。片手、片足がそろったままで地獄に入れられるよりは命にあずかる方がよい。」と。
そして同じように、「もし片方の目があなたをつまずかせるなら、えぐり出しなさい。両目がそろったまま地獄に投げ込まれるよりは、一つの目になっても神の国に入る方がよい。」とも言われました。
日本人であれば、誰しもが地獄より天国に行く方が良いと思うでしょう。ここでイエス様は、「天国に行く」とは表現しません。「命にあずかる方がよい」と繰り返し語り、最後はそれを言い換えて「神の国に入ることだ」と言われました。
つまり、聖書の話を聞き、イエス様を信じ受け入れる人は、愛に満ちた神のご支配である神の国に入れるというのです。
これこそ聖書が教える天国、神に愛されるということであります。