おはようございます。埼玉県川越教会の木村香です。
「天地創造の前に、神はわたしたちを愛して、…キリストにおいてお選びになりました」(エフェソ1:4)と聖書にあります。
これは大変なことだ、と思います。神様が世界をお造りになる、その設計段階で、わたしたちのことがもう織り込まれていた、というのです。言葉を換えれば、世界の中心にわたしたちを置いていてくださると言うことです。
またこれはご存知の方も多いと思います、ヨハネの福音書(3:16)に「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された」とあります。この「世」というのは、わたしたちのことです。
このように、聖書のどこを読んでも、神は愛です、と書いてあります。それが聖書のテーマです。そうです、神様の御心はわたしたちへの愛で一杯なのです。神様はそのことをわたしたちに知らせるために、預言者を遣わし、神様の御言葉を人々に示されました。祭司を立ててみんなが神様を礼拝し、神様の前に正しい生活をすることができるようになさった。王を立てて国民を支配しつつ守り、安心して生活ができるようにして下さった。
イエス様はそのことをわたしたちに知らせるために遣わされました。その、神のキリストなのです。神様から離れてしまっているわたしたちが、神様の愛に帰れるように、神様とわたしたちの間の架け橋になってくださいました。
このお方だけがまことのキリスト、ということは、このお方だけが唯一の架け橋、神様への道なのです。