おはようございます。埼玉県川越教会の木村香です。
イエス様が完全な預言者、祭司、王として働かれた、と言っても何のことかよく分かりません。キリストとしてのお働きというのは一体どんなものなのでしょうか。
その一番大きなお働きは、神様を示してくださった、ということです。クリスチャンの方は、おや、おかしいな、とお思いになるかも知れませんね。イエス様は救い主、わたしたちを救うために働かれたのではなかったか、と。そうです。そのことも含めて、イエス様は、神様をわたしたちに示してくださったのです。つまり、神様がどれほどわたしたちを愛していてくださるのか、ということを。
イエス様は「わたしを見た者は、父を見たのだ」と言われました。イエス様を見た者は神様を見たのだ、とおっしゃったのです。
信仰的な意味ですけれど、わたしたちは礼拝でイエス様とお会いするのです。聖書の言葉によってイエス様を知ります。イエス様のお人柄、人格と言いますが、愛と慈しみに富んだお方として。またイエス様の教えを聞きます。
そのようにしてわたしたちはイエス様に出会うのです。そのようにして、イエス様を知れば、神様がわたしたちをどんなに愛しておられるかが分かるのです。それが神様とお会いしていることなのです。
そして、それがイエス様のお働きです。
神様の愛とは何ですか。わたしたちを救い、天の御国に入れてくださることです。キリストであるイエス様はそういうお方としてこられたのです。