おはようございます。ひたちなか市足崎にありますひたちなか教会の牧師、小宮山裕一です。みなさまは、お祈りをすることはありますか。祈りはすべての人に与えられている特権です。今日は聖書に記されている祈りについてお話しします。
イエス・キリストの非常に長い祈りが、ヨハネによる福音書という書物に記されています。イエスは言われました。
「永遠の命とは、唯一のまことの神であられるあなたと、あなたのお遣わしになったイエス・キリストを知ることです。」(ヨハネ17:3)
永遠の命とは、いわゆる不老不死のことではありません。あえて簡単にいうならば、最も価値のあるもの、大切なもの、という意味です。そして、イエスはいわれたのです。もっとも価値のあることは、まことの神様を知ることである、と。
知るとは、頭で理解するのではありません。親しい友人のように、家族のように、尊敬と愛情を持つことです。そして、神様を知り、その愛の中で生きることこそが、永遠の命なのです。
イエス・キリストは、私達一人一人が、こうした永遠の命に生きるようにと招いておられます。そして、そのことが実現することを祈っておられるのです。神の愛に生きるということ。これは、心からの平和と安心の中に生きるということです。どうぞ、皆様の上にも、神様からの愛が豊かにありますように。