おはようございます。仙台市、鈎取にある、仙台カナン教会の國安です。
ときどき、祈り、願うことを嫌う人がいます。
ある人が、「祈る人は、何か他人任せで、自分の努力を軽んじていると感じる」、こうおっしゃっていました。
でも、願う祈りは、他力本願とは違います。願う祈りには、自分の努力が伴います。
たとえば、ある人が病のいやしを願っているとします。その人が病のいやしを願いながら、薬も飲まないで、医者の注意も聞かないで、休みもしなければ、その人は本当に願っているといえるでしょうか?本当に願っているなら、その人は薬も飲むし、医者の忠告も聞くし、休むのだろうと思います。自分の努力や生活を通して、治そうと思うはずです。
願う祈りは、他人任せにすることではありません。自分の精一杯をもって、ひとつのことに向かうことです。願う祈りによって、もっともっと人生を前向きに歩むことができるようになります。
私たちは全力を尽くして、祈り願いましょう。すべては神様の恵みによって実現することを知って、神様に委ねましょう。そして精一杯生きていきましょう。
あなたの今日一日の歩みに、神様の御心がなりますように。