おはようございます。仙台教会の風間義信です。
新しい年を迎えましたが、早や正月休みも終ってしまいました。だんだんと新年の感じも薄らごうとしていますが、新しい思い、常に新しい感動を持ち続けることはとても大切なことです。
旧約聖書の中にある詩編98編ではこのように歌われています。「新しい歌を主に向かって歌え。主は驚くべき御業を成し遂げられた。」いったい主なる神様は、どのような驚くべき御業をされたというのでしょうか。それはこのあとに続いて歌われているのですが、救いをもたらされたということです。
救いという言葉は宗教では良く使われるものですが、聖書の語る神による救いとは、どのようなものでしょうか。
このお方は、イエス・キリストとして人間の姿を取られ、私たちに御自身を現してくださいました。そして神がわからず、神から遠く離れていた者たちをしっかりと御自身に結び付けてくださったのです。これが救いです。そればかりでなく、これからは神と共に歩むようにと招き続けておられます。
この救いの確かさを、今日ご紹介した詩編は新しい喜びを持って歌っています。
この新しい年が「新しい歌を主に向かって歌え。主は驚くべき御業を成し遂げられた。」と歌う一年でありたいと願っています。