熊田なみ子のほほえみトーク 2014年11月4日(火)放送

熊田 なみ子(スタッフ)

熊田 なみ子(スタッフ)

リジョイス11月号「あのヒトこのヒト」-若き日の出会い
ジョイクリゲスト:岩間孝吉(山梨栄光教会長老)

 ほほえみトークでは、月刊誌「リジョイス」との連動企画を行っています。原稿は番組からの抜粋要約となっており、月刊誌「リジョイス」のコラム欄でもご覧になれます。

【Q】甲信地区から初登場ですね。

 山梨県甲府市の生れです。地元の大学を卒業後、埼玉県の中学校に就職し、その後、山梨に戻り教員を続けました。退職後は、YMCAやホスピス協会などの役員(ボランティア)をしています。趣味はサッカーと読書です。

【Q】教会との出会いは?

 高校時代に友人の長田秀夫君(前・長野伝道所宣教教師)に誘われ、CRC甲府伝道所(ブルノギ宣教師・今井正牧師)の礼拝に出席し、高校3年のクリスマスに受洗しました。第二次世界大戦後の混乱から少しずつ立ち直りかけていた時代とはいえ、何を確かな拠りどころとして生きて行ったらよいか、挫折感と葛藤しながらの決心でした。高校YMCA活動にも参加し、夏休みの1週間を瑞牆山の養護施設で子どもたち(社会)の現実に触れたことは大きな衝撃でした。その時の主題聖句は、「あなたがたは訓練として耐え忍びなさい」(ヘブ12章7節、口語)でした。

【Q】ブルノギ先生のラジオ伝道の思い出を。

 甲府で伝道していた1957(昭和32)年頃、先生は既にラジオ伝道を始められ、「キリストへの時間」が、ラジオ山梨で毎日曜日の朝放送されました。山梨大学で「英米会話」の授業も担当され、正門前でマイケルさん(長男)と一緒に分冊聖書やトラクトを配布していた姿も忘れられません。

【Q】恵みや試練の数々を。

 自分の人生や考えを絶対的なものにしないために、毎週の教会の礼拝は大きな恵みでした。1500名ものマンモス中学校勤務で指導に追われる中、礼拝は自分を見つめ直し、取り戻す時間でした。部活動の試合の時は、夜の礼拝に出席するよう頑張り、若くもあり、家族の支えがあって守られたと感謝しています。
 ウェストミンスター小教理問答を祈祷会で牧師が講解し、質問にも丁寧に答え、教えていただきました。また、独りよがりにならないために、大中会の会議に出席するように先生が励ましてくれたことも感謝でした。CRCから伝道所の教会設立への期限が示された時、また、教会堂移転を決断しました無牧の時、色々な試練の中、教会の皆で心をあわせ祈り願った恵みの日々でした。

【Q】次世代を生きる者たちへ。

 私は激動の1960年前後、いわゆる「安保」世代が青春時代でした。大きく変化する社会の中で、時代を越えて生き続ける確かなものを求める中で出会ったのが「イエス・キリストの福音」です。共に生きることのできる可能性の根拠として(ヨハ17章21節)、今も聖書を学び続けています。

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