熊田なみ子のほほえみトーク 2014年7月1日(火)放送

熊田 なみ子(スタッフ)

熊田 なみ子(スタッフ)

リジョイス7月号「あのヒトこのヒト」-「花と木と旅人のはなし」(WEB絵本)
ジョイクリゲスト:小堀尚美(筑波みことば教会会員)

 ほほえみトークでは、月刊誌「リジョイス」との連動企画を行っています。原稿は番組からの抜粋要約となっており、月刊誌「リジョイス」のコラム欄でもご覧になれます。

【Q】聖書との出会いはいつごろでしたか?

 小学生の時、初めて教会に行きました。お菓子をいただき、友達とクリスマスの映画を見ました。天地創造の神様、私たち人間の罪、救い主イエス様のことを聴いたのは大学時代です。
 友人に誘われて教会に通い、聖書を読むうちに、罪とは、神を認めず、自分勝手な基準ですべてを測って生きることだと知りました。わたしの罪の性質のために、イエス様が代わりに十字架で罰を受け、復活されたことを信じ、洗礼を受けました。

【Q】絵本を作ってみようと思ったきっかけは?絵本誕生の時のことも聞かせてください。

 以前から絵は好きでした。「花と木と旅人のはなし」は、20年ほど前に生まれました。家族の病気が重なり、日々の糧と将来の心配、神様に忘れられたように感じる悲しみの中を歩んでいた年のことです。
 自転車で公園を走っていた時に、ラベンダーの話が、並木道で、松ぼっくりの話が、寒空の日に、樫の木の話が、台所でバラの話が生まれました。スケッチブックの絵は、四季の物語になっていました。それで春から順に並べ、苦難の日に神様から授かった贈り物として大切に取っておきました。

 WEB絵本に生まれ変わった物語を見ながら、わたしの思いも変わったことに気づきます。負の思いと闘っていたあの時、私たちは、神様の御手のただ中に置かれ、守られ育まれていたのだと。見守り、祈ってくださる方々の交わりの中を歩み続けてある今なのだと。
 四季の表題のイラストは、WEB絵本のために描き添えたもので、春、夏、秋、冬、の文字が隠れています。感じるままに味わい、楽しんでいただければ嬉しいです。

【Q】これからのヴィジョンもぜひお話ください。

 植物に魅了されて育てています。聖書の人物では、ベタニア村のマリアが好きです。イエス様のそばで聴き入っていた彼女は、十字架の前に、香油を惜しみなく献げました。涙を流し、ラザロを復活させてくださった主を愛していたのでしょう。私たちも必ず主にお会いできる。その日を楽しみに歩みたいです。

「わたしたちの本国は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主として来られるのを、わたしたちは待っています。」(フィリ3章20節)

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