ごきげんいかがですか。綱島教会の川杉安美です。
クリスマスの時を過ごしています。クリスチャンがよく暗唱する聖書の言葉の一つに、次のようなものがあります。「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。」(ヨハネ3:16)。
ここでの独り子というのは、イエス様のことです。つまり、イエス様が世に来てくださったのは、父なる神様が人々を愛しておられるからだということです。イエス様によって、人々が救われるために、父なる神様がイエス様を世に生まれさせたのです。そのイエス様が、様々な教えをなし、業をなし、そして十字架と復活をなさいました。それによって人々が救われるのです。
イエス様を信じれば、滅びないで永遠の命を得るのです。滅びるとか、永遠の命とか、ちょっとピンとこないかもしれません。滅びというのは、神様との完全な断絶です。永遠の命というのは、生きている時も死んだ後も、いつまでも神様と共にいるということです。滅びがどんなに恐ろしいか、永遠の命がどんなにすばらしいか、それはやはり先ほどの聖書の言葉が示していると言えます。独り子であるイエス様に苦しい生涯を歩ませ、十字架で苦しい身代わりの刑罰に合わせる、そこまでしても人を救いたい、永遠の命に至らせたい、滅びてしまうことが忍びない、ということです。聖書を通して、イエス様を知っていきたいと願うのです。そうして、そこに示されている父なる神様の愛を知っていきたいと願うのです。イエス様を信じて、滅びないで、永遠の命に至りたいと願うのです。その時こそ、クリスマスの本当の喜びを味わうことができるでしょう。