ごきげんいかがですか。綱島教会の川杉安美です。
クリスマスの時を過ごしています。ちまたでも様々なイルミネーションがなされたり、家でもクリスマスツリーをかざったり、ろうそくをともしたり、ということでしょう。こんなときこそ、聖書の言葉に耳を傾けてみましょう。
ヨハネによる福音書に次のような言葉があります。「光はやみの中に輝いている。そして、やみはこれに勝たなかった。」(ヨハネ1:5・口語訳)。
この光とは、イエス様のことです。この世の中には、様々なところにやみがあります。社会や家庭や個人の生活の中で、人間関係や、経済的問題や、あるいは病の問題、心の問題、様々です。そして、そういうやみを何とか解決しようと、様々な努力がなされます。科学・文化・芸術・医学、福祉、少しでも人間の社会、生活からやみをなくそう、明るくしよう、明るい社会、生活、人生にしようと。もちろん、そういう努力もとても大事です。そして、何らかの成果が与えられることもあります。
そんな中で聖書は、イエス様がやみの中で輝く光だと教えます。そして、やみはこれに勝つことができないとまで言います。イエス様御自身も教えられました。「わたしを信じる者が、だれも暗闇の中にとどまることのないように、わたしは光として世に来た。」(ヨハネ12:46)。さらに、「わたしは世の光である。わたしに従う者は暗闇の中を歩かず、命の光を持つ。」(ヨハネ8:12)
このまことの光であるイエス・キリストを信じて、お従いしていきましょう。どのようなやみも打ち勝つことのできない、光であるイエス様を信じて、お従いしていきましょう。そうして、光の中を歩み、命の光をもちましょう。