ごきげんいかがですか。綱島教会の川杉安美です。
イエス様の誕生に関して、聖書に次のような言葉があります。
「『見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。』この名は、『神は我々と共におられる』という意味である。」(マタイ1:23)。
イエス様の誕生は、神様が我々と共にいてくださるということを意味するというのです。時々、神様が存在するなら見せてみろ、証明してみろ、証拠を見せろ、と言われることがあります。聖書は、イエス・キリストこそが神様が我々と共におられる証拠だと言うのです。単に神様が存在しているというだけではない、我々と共にいてくださる、というのです。それがクリスマスのメッセージです。
イエス・キリストによって、そのことを実際に経験した人たちが、その経験をもとに聖書を記しました。今日ではその聖書を通してイエス・キリストを知ることができます。聖書を通してイエス・キリストを知ると、神様が共にいてくださるということが分るようになります。そして、今度はそういう人たちが、神様が共にいてくださることを経験しながら、生活するようになります。そのようにして、キリスト教は全世界に広がっていきました。
このことはあなたにも起こり得ることです。共にいてくださることを求めるのではありません。共にいてくださることに気がつくのです。このクリスマスのとき、神様が共にいてくださることに気づき、共にいてくださる恵みを経験しながら生活する人たちが、広がっていきますように。まことのクリスマスの喜びが、広がっていきますように。あなたの上にも。