おはようございます。羽生栄光教会の村田寿和です。
旧約聖書の創世記という書物に、アブラハムという人が出てきます。アブラハムは、神から「わたしはあなたを大いなる国民に」するとの約束をいただいておりました。しかし、アブラハムには、子供がいませんでした。神はアブラハムに、「あなたの受ける報いは非常に大きいであろう」と言われるのですが、アブラハムは「御覧のとおり、あなたはわたしに子孫を与えてくださいませんでしたから、家の僕が跡を継ぐことになっています」と答えるのです。
そのようなアブラハムに、神はこう言われます。「その者があなたの跡を継ぐのではなく、あなたから生まれる者が跡を継ぐ」。そして神は、アブラハムを外に連れ出してこう言われるのです。「天を仰いで、星を数えることができるなら、数えてみるがよい。あなたの子孫はこのようになる」。
アブラハムは、この神の言葉を信じました。そして、そのようなアブラハムを神は正しいと認めてくださったのです。神の言葉をただ信じること、それは人間にとって正しい態度であるのです。
神がイエス・キリストをわたしたちの罪のために死に渡され、私たちを正しい者とするために復活させられたと信じるとき、あなたは神から正しい者と認めていただけるのです(ローマ4:25参照)。