あさのことば 2014年11月5日(水)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

小堀昇(筑波みことば教会牧師)

小堀昇(筑波みことば教会牧師)

メッセージ: 十字架

 お元気にお過ごしですか。筑波みことば教会の小堀です。今日もご一緒に神様を見上げて歩んでまいりましょう。

 さて、キリスト教というと、必ず十字架がそこにあります。十字架、何処の教会にも必ず、十字架があります。正統的キリスト教会なら必ず、十字架が会堂や礼拝堂を問わずついているのです。十字架、それはキリスト教のシンボルです。
 では何故、十字架なのでしょうか。何故、イエスの十字架が、わたし達にとって重要な意味を持っているのでしょうか。イエスの死がわたし達の人生にとって、どんな意味を持っているのでしょうか。何故、イエスは死んだのか、いえ何故、イエスは殺されたのか。

 正統的なキリスト教会の、神学的な骨格を築いたあのパウロが書いた、ローマ信徒への手紙の5章で聖書はこのように語ります。
 「しかし、わたしたちがまだ罪人であったとき、キリストがわたしたちのために死んでくださったことにより、神はわたしたちに対する愛を示されました」(ローマ信徒への手紙5:7-8)。
 これは、一言で言うならば、イエスをして十字架に釘付けしてしまったのは、わたし自身であったということです。しかも、敵であった時でさえ(ローマ信徒への手紙5:10)。と語りました。

 我々がイエス様を敵に回してしまったのだと、パウロは言うのです。宗教改革も、まさにここから始まりました。イエスを十字架に着けてしまったのは、わたしである。そのことを、ルターが認めた、そこから、宗教改革は始まりました。

 あなたが、罪を認め、十字架のイエスの死がわたしの為であった、そのことを信じる時に、あなたも罪赦されて永遠の命が与えられ、あなたも滅びから救われていきます。一回だけの人生、80年。29200日。どうぞあなたもイエス様を信じて、悔い改めて永遠の命を得てください。十字架にはあなたを生かす力があります。

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