ごきげんいかがですか。東川口教会の櫻井です。
聖書はわたしたちのために救い主イエス・キリストが 十字架で死なれ、命を捧げてくださったことによって、神様とわたしたちとの間に和解が成立したと教えています。かつて神様に対して罪人であったわたしたち人間は皆、神様に敵対する存在でした。イエス様はそのわたしたちと神様との間に平和をもたらしてくださったのです。そしてわたしたちはこのイエス様の命によって完全に救われているのです。
もし、わたしたちが自分の力で自分の犯した罪を償わなければならないとしたらどうでしょうか。わたしたちは自分の人生の最後まで、自分の罪が完全に償われているのか、そして神様から赦されているのかという疑問を抱きながら生きなければなりません。そうなるとわたしたちの毎日の生活は神様の裁きを恐れて不安な人生となってしまうはずです。しかし、イエス様を信じる者は、そのような不安を抱いて人生を送る必要はありません。わたしたちの罪はすべてこのイエス様の御業によって償われ、わたしたちの救いは完成しているからです。だから、わたしたちはたとえ自分の人生で様々な苦難が起こったとしても、イエス様による救いを確信して生きることができるのです。
聖書の言葉
「敵であったときでさえ、御子の死によって神と和解させていただいたのであれば、和解させていただいた今は、御子の命によって救われるのはなおさらです。」ローマの信徒への手紙5章10節です。