ごきげんいかがですか。東川口教会の櫻井です。
あなたは神様を信じれば、自分の人生のすべてがうまくいくと思っていませんか。もしそう思っているなら、それは間違いです。神様を信じていても、人は問題を抱えたり、病気になったり、様々な苦難に出会うことがあるのです。しかし、神様を信じている人にとってこの苦難の意味は全く違ってくると聖書は教えます。だからパウロという人は「苦難も誇りとしている」と聖書の中で語っているのです。
人生で厳しい苦難に出会うとき、わたしたちはどうしてよいかわからなくなります。しかし、神様を信じている者には、このときその激しい苦難を耐えることができるように不思議な力が神様から与えられるのです。この世の多くの人は苦難に会うとき、「神も仏もない」などと言うことがあるかもしれません。しかし、神様を信じる者はこの苦難に出会うことで、確かに神様がわたしたちと共に働いてくださっていることを知ることができるのです。パウロは厳しい苦難に出会うたびにこの神様の助けを確信することができました。だから彼は自分にとって苦難さえも誇りだと言うことができたのです。
聖書の言葉
「わたしたちは知っているのです、苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生むということを。希望はわたしたちを欺くことがありません。」ローマの信徒への手紙5章3節から5節です。