お元気にお過ごしですか。筑波みことば教会の小堀です。今日もご一緒に神様を見上げて歩んでまいりましょう。
イエス様は、地上でご自身が罪を赦す権威を持っている、そのことをお示しになるために、つまりご自身が真の神であることをお示しになるために、
「わたしはあなたに言う。起き上がり、床を担いで家に帰りなさい。」(マルコ2:11)。
このように御言葉で宣言されました。すると、なんとその人は起き上がり、すぐに床を担いで、皆の見ている前を出て行きました。
この奇跡は、多くの人々の面前で行われた奇跡でした。多くの人々がその目撃者となったのです。
これによって、実際にこの男の人は癒されました。それだけではなくて、人々の前で確かにその罪が赦されました。この男の人は、この罪の故に中風にかかっていたのではないのです。イエスはこの病と罪との問題を関連付けておられる訳ではありません。あくまでも、イエスがここで問題にしたのは、神に背を向けて生きているという、全ての人が抱えている、その根源的な病、罪の問題を言っておられるのです。
病の癒しだけならば、イエス様は簡単におできになることができたでしょう。しかし、どんなに病が癒されたとしても、最後に人は必ず何らかの病で最後は死ななければならない。
しかし、その根源的な罪が赦されるならば、その人はもし病で死んだとしても永遠に生きることができる。だからイエスは、ファリサイ人や律法学者たちに対して「『あなたの罪は赦される』と言うのと、『起きて、床を担いで歩け』と言うのと、どちらが易しいか」(マルコ2:9)。このように問われたのです。
まず何よりも、「罪の赦しを」宣言されました。わたしたちもまた、罪の赦しを得るためにイエス様のもとに来るとき、イエスはあなたの罪を赦し、永遠の命を与えてくださいます。どうぞあなたもイエス様を信じて罪赦された人生を歩んでください。それではまた御機嫌よう。