小堀昇（筑波みことば教会牧師）

メッセージ： 不思議な事をして下さるお方

　お元気にお過ごしですか。筑波みことば教会の小堀です。今日もご一緒に神様を見上げて歩んでまいりましょう。

　さて、イエスは中風の人を癒されたのです。そのとき、「あなたの罪は赦される」(マルコ2:5)と言われました。イエスは、罪の赦しを宣言されたのです。

　しかしこのイエスの罪の赦しの宣言を聞いてファリサイ人、律法学者たちはこのように言いました。
　「ところが、そこに律法学者が数人座っていて、心の中であれこれと考えた。『この人は、なぜこういうことを口にするのか。神を冒涜している。神おひとりのほかに、いったいだれが、罪を赦すことができるだろうか。』」(マルコ2:6-7)。聖書はこのように語るのです。

　どの世界にも神様の御業を見たときに、懐疑的な人はいるものです。
　結局ファリサイ人、律法学者たちは、今目の前で、ここに神様が働いておられる、そのことを認めることができませんでした。神を信じることができなかったのです。真の神ならば、罪を赦し、病を癒すことができる、そのことを信じることができませんでした。彼らは全く神を信頼することができなかったのです。

　時として、私たちも、例えば屋根を引っぺがして、イエス様の前に病人を吊り下ろす、人の罪が許される、人間的に見たら非常識だと思えるような事柄、そんな事柄は頭から否定して、自分の小さな知性、理性で理解できる事柄は信じるけれども、それ以外のことは全く否定してしまう、結局は、自分の頭で信じることができることしか信じない、そんなことはないでしょうか。 　神様は、あなたを愛し、今も私たちの日々の生活の中に生きて働いてくださいます。何よりも、あなたの罪を赦すために、イエス・キリストを十字架につけ、三日目にお甦りくださいました。あなたもどうぞ神を信じ、イエスを信じ、永遠の命を得てください。あなたの小さな理性、知性を超えた素晴らしい世界を味わってください。

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