おはようございます。埼玉県羽生市にある羽生栄光教会の牧師、村田寿和です。
あなたは聖書という書物を手に取ったことがありますか?聖書には、すばらしい言葉がたくさん記されています。今朝は、その一つをご紹介いたします。
「わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためである。」(マタイ9:13)
これはイエスの御言葉です。イエスが徴税人や罪人と一緒に食事をしていると、まじめな人々が、イエスの弟子にこう尋ねました。「なぜ、あなたたちの先生は、徴税人や罪人と一緒に食事をするのか」。それに対して、イエスは、「わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためである」と言われたのです。このイエスの言葉は、まじめな人たちは自分と関係ないと言われているように聞こえます。しかし、イエスは、自分を非難したまじめな人たちが、正しい人であるとは一言も言われていません。「わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためである」。このイエスの言葉は、神の前に自分の罪を自覚したものだけがイエスの招きに応じることができることを教えているのです。自分を正しいと考える人は、罪からの救いを必要とはしません。自分を罪人だと考える人だけが、イエスの招きにあずかることができるのです。では、あなたはどうでしょうか?