ごきげんいかがですか。綱島教会の川杉安美です。
旧約聖書、エレミヤ書29章11節に、神様の言葉として次のようなことが記されています。
「わたしは、あなたたちのために立てた計画をよく心に留めている、と主は言われる。それは平和の計画であって、災いの計画ではない。将来と希望を与えるものである。」。
これは、ユダヤの人々が、神様に逆らったために国が滅びてしまい、奴隷としてバビロンという大きな国に連れて行かれてしまったときの話です。家も国も失い、異国で奴隷生活をしなければなりません。悲惨な状況に陥ってしまいました。しかしそれは言わば、自業自得ということになります。それでも神様は、そういう人々のために新しい計画を立ててくださり、将来の希望を与えてくださったのです。
人は、自らの失敗や弱さや欠点から、取り返しのつかない状態に陥ってしまうことがあります。確かに、人間の力ではもはや取り返しがつかないかもしれません。しかし、それでも神様は新しい計画を立ててくださり、将来と希望を与えてくださるのです。人間にはできないからこそ、神様がそれをやってくださるのです。実は、イエス・キリストがそうでした。人間には、もはや取り返しのつかないことを解決するために、イエス・キリストが地上に来てくださったのです。そのイエス・キリストを信じていくならば、将来が開けて来て、希望が見えてくるのです。どんな人であっても、このイエス・キリストを信じると、神様の民としていただくことができ、将来と希望のある人生に導かれるのです。取り返しのつかない人生はありません。