おはようございます。埼玉県川越教会の木村香です。
キリスト教は、天国への道を知っているのは神様だけだ、と教えています。神様こそが天国の主(あるじ)なんだから正しい道を教えることができるわけですね。
神様はわたしたち一人ひとりをご覧になって、人生の生き方を、永遠の命を教えてくださいます。神の御子であるイエス様は、「わたしは道であり、真理であり、命である。わたしを通らなければ、だれも父のもとに行くことができない」と言われました(ヨハネ14:6)。「父のもと」というのは天国のことです。
実はそれらのことが分かるのも聖書にそう書いてあるからなのです。聖書の教え、聖書こそが、神様がわたしたちに宛てて書かれた天国への道筋、地図なのです。
宗教は自分の満足するものを信じればよい、どんな宗教でも結局同じだ、というのであれば、好みで宗教を求めればいいのです。いえ、自分で宗教を作ればそれが一番いいでしょう。そうです。自分が神になれば言うことないでしょうが、けれどもそれで平安が、永遠の命が得られるのでしょうか。
科学や技術、つまり人間の知恵、考え方で人は幸せになったのでしょうか。問題が多様化して複雑になっただけではないのでしょうか。
根本的な問題の解決、幸せ、命。その源である神様は人の知恵で探せば見つけられるものではありません。
神様が御自分を示し、自己紹介してくださるのでなければ知り得ないのです。そして聖書が、聖書こそが、神様が御自身を知らせてくださる手紙です。そこに道が、命があります。