おはようございます。埼玉県川越教会の木村香です。
キリスト教というと、十字架のついた教会を思い浮かべる方が多いと思います。確かにクリスチャンと言えば日曜日の朝、何はさておき、いそいそと教会に行く人、ということになっています。
でも、教会という建物がキリスト教なのでは、ありません。教会に急ぐクリスチャンたちが必ず持っているものがあります。聖書です。教会で行われることはと言えば、一にも二にも神様を礼拝することですけれど、実はその礼拝のあり方は、この聖書の教えを聞くことなのです。聖書を通して神様とお会いして、神様を礼拝する。聖書を通して神様の教えを聞いて、従う、それがキリスト教です。キリスト教は聖書が中心、いや聖書を抜きにしてはなり立ち得ないのです。
キリスト教は気休め、あるいはアクセサリではありません。その人の、いや、あなたの人生を変える力、命を持ったものです。
書道、茶道、華道、剣道、というふうにいいます。その「道」を究めるものですね。そういう言い方をすればキリスト教は人生の道を教えるものです。人生を貫く正しい生き方、そして永遠の命、天国への「道」を教えるものですね。わたしはと言えば皆さんに、お花やお茶、書道や剣道をお教えすることはできません。初心者とも言えないくらい、知らないからです。知らないことを教えることなどできません。お茶、お花、または経済や道徳なら教えてくれる人は多いでしょう。しかし、こと永遠の命、天国への道となると、誰が教えてくれるのでしょうか。
聖書です。聖書のキリスト教だけがまことの道を教えてくれるのです。