木村香（川越教会牧師）

メッセージ： 聖書

　おはようございます。埼玉県川越教会の木村香です。
　わたしたちの教会でもホームページを持っています。古い話で恐縮ですが、新聞によりますと、作りました95年当時でさえ、ホームページは100億件に達するそうです。もちろん世界中で、ということですが。今ですとどれくらいになっているんでしょうか。

　理論的には世界中の人に見てもらえるのでしょうが、そんなことは実際にはあり得ません。ご近所の方々や、広くても川越の方々が、教会を探そうとする時の助けになれば、と願っています。教会のことを知ってもらう道具としてです。興味を持ってもらえるように、毎週一回は更新しますので、なかなかたいへんです。

　聖書は、2000年来、変わっていません。印刷ができるまでは手書きで写され、伝えられて行きました。写し間違いなど、違ってくる要素はたくさんありますのに、変わっていないのです。扱っていることが神様の御言葉ですから、関わる人たちが細心の注意を払ったのですね。そうして、いま世界中に2012年だけでおよそ3,300万冊頒布されたそうです。日本では33万7千冊だということです。翻訳された言葉は2500以上だそうです。まじめ一方で面白おかしいお話などひとつもない聖書。目新しい企画などない、全く変わらないアナログの聖書がどうしてこれほど広がり、読まれているんでしょうか。
　そこに神様の力があるからです。数量のことだけではありません。書かれている真実を守り伝えることへの、神様の力です。
　あなたが聖書を読んで、あなたが神様にふれて、あなたが神様の愛と救いを受けられるように、神様は働いておられるのです。

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